Windows 11 のプレビュービルドが Insider Preview へ提供開始

Windows 11 のプレビュービルドが Insider Preview へ提供開始

昨夜から Windows 11 のプレビュービルド "22000.51" が Windows Insider メンバー向けに提供されている。手元の M1 iMac の Parallels Desktop にインストールしていた Windows 10 Insider Previer にもアップデートが来ていて、今のところ問題なく動作している。

Windows 11 は 21H2 だった

Windows 11 の正体は Windows 10 Update 21H2(2021年の2回目の大型アップデート)だった。というか 21H2 の正体が Windows 11 という言い方の方がいいだろうか。

Microsoft が発表する前にリークされたビルドは "21996.1" だったらしいが、今回 Insider Preview メンバー向けに提供されたビルドは "22000.51"だ。
ざっと触ってみると開発が中止されたと噂されている Windows 10X の UI設計の成果が取り込まれた Windows 10 という感じだ。

ARM版 Mac の Parallels Desktop でも動作

M1 iMac の Parallels Desktop にインストールしていた Windows 10 Insider Preview に普通に Update として提供され、無事に適用されたのには驚いた。
Windows 11 のインストール要件はそれなりに厳しいので、すんなり Parallels Desktop で動作するとは思ってなかったが、今回配布されたプレビュー版はシステム要件が変更・緩和されている。

必須とされていた「TPM 2.0」も必須ではなくなっているようだ。この緩和のおかげで Parallels Desktop へのインストールもできていると思われる。
ARM CPU についての言及は見つからないが、x64版では「第8世代 Intel Core 以降か AMD Zen 2 以降」という条件が緩和され「第7世代 Intel Core や AMD Zen 1」でも動作しているらしい。

今のところ UI の変わった Windows 10 という印象でしかないが、時間があれば色々と触ってみたいと思っている。

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