Oura リングの交換が AI のおかげでとてもスムーズだったはなし

睡眠・フィットネストラッカーとして Oura リングを Gen2 時代からもうずいぶん長いこと愛用しています。
Oura リングは、今でこそ Samsung Galaxy Ring などいろんなメーカーが出していますが、指輪型のスマートトラッカーとしては老舗。指輪型スマートトラッカーはすごく便利なので良さを伝える記事もそのうち書きたいところです。
さて、現在使っているのは2021年に購入した Oura リング Gen3 Heritage。保証期間中の 2023年にバッテリーのトラブルで無償交換をしてもらっています。
先月あたりから交換してもらったリングのバッテリーが 2日程度しか保たないようになり、そろそろ Oura リング Gen4 に買い替えどきかなと思っていました。
ほとんど最新モデルに買い替えるつもりだったのですが、ダメ元でサポートへ連絡してみたところ無償交換をしてくれました。
購入から4年が経過し保証期間は終わったいたので、本当にダメ元だったのですがありがたい限りです。
前回のようにサポートにメールで問い合わせて人間の担当者と数回メールのやり取りをする流れになるだろうと思っていたのですが、今回はサポートサイトの AI チャットボットだけですべてがあっという間に完了。
チャットボットとやり取りを開始してから「交換受け付け・確認メールの到着」まで約10分で済んでしまいました。
Oura はリングの状態を把握しているようで、やり取りの途中でチャットボットにデータを確認させるための承認手続きを求められます。
認証するとチャットボットが手持ちのリングの状態を確認して、交換対象と判断されれば手続きもすべてやってくれました。
やり取りは全体的に本当にシンプルでわかりやすく、すべてがスムーズ。
チャットウインドウで文字をタイプしたのはたったの3回だけ。要所要所で簡単な英語の返事が来るので、返信内容について Yes / No を選ぶだけです。

状況の確認、在庫のチェック、交換品の出荷手続きまで、完全にオートメーション化されていますね。
チャットボットとのやりとりが終わってから 5分で Order number が記載された受付メールが到着。
チャットボットに話しかけてからここまでトータルでも10分くらいです。なんてスピーディーなんでしょう!
チャットボットを使ったサポート対応って「マニュアルやサポートドキュメントを読んだか?」などすで確認済のことを指示してきて余計なやり取りをさせられ、やっとサポートフォームから問い合わせできる。みたいなダークパターンが多いのですが、今回は素晴らしい体験でした。
Oura リングはそもそもとても気に入っているわけですが、今回の体験でブランドへの愛着や信頼度がさらにアップ。せっかく無料で交換してもらえることになったのに、最新世代の買い替え欲が出てきてしまいました。
後日談
サポートを受けた翌日の朝、DHL から交換品の配送の連絡がきました。
到着予定日はサポートを受けた日の翌々日。
オランダのエイントホーフェン(EINDHOVEN)から出荷のようです。そんなすぐに届くの?!と驚いていましたが、予定通り到着。
無事に届いたのですが、届いたのは Silver の Horizon でした。もともと持っていたのは Silver の Heritage。
やり取り振り返ってみたところチャットボットから確認されたのは色とサイズのみ。そして、出荷通知に「R-Ring Gen3 Horizon Silver」の記載。これは気が付かなかったな...。
Horizon かっこいいし、別デザインになって気持ちも新鮮。このまま Horizon デザインを楽しもうと思います。
ありがとう、Oura バーチャルアシスタント!チャットボットとのやり取りの後に Thanks を伝える先がないのは、ちょっと寂しいですね。
Thank you, Oura Virtual Assistant! It's a little lonely not to have anyone to say “thank you” to after interacting with a chatbot.